二人暮らしするための部屋探し
一人暮らしと違い、二人で暮らすとなると全ての面で自分の希望通りというわけにはいきません。
お互いの希望を出し合い、妥協できる点は妥協し、妥協したくない点は納得行くまで話し合う必要があります。
部屋を探す地域だけでなく、間取りや築年数、設備などあらゆる点で話し合ってから決めないと、後でトラブルの原因となってしまいます。
せっかく二人暮らしをするのですから、お互いに気持ち良く楽しく暮らせるようにしたいものです。
特に揉めやすいポイント
どのようなことで揉めることが多いのかなど、ある程度知っておいた方が、事前に考えをまとめておきやすいです。
よく揉めてトラブルになるのが、間取りの問題です。
お互いに理想の生活スタイルが違うことがあり、意見が食い違うことが多いのです。
たとえば、どちらかがフローリングの部屋を希望しているのに、もう1人がどうしても和室が良いと希望しているなど、2DKなどの部屋で和室と洋室があればそれでも良いですが、どうしてもどちらかしかない部屋もあります。
そのような場合、絶対に譲れないというのであればどうするのか、きちんと相談しなくてはいけません。
リビングが広い方が良い、キッチンにこだわる、お風呂はどうするのかなど、間取りに関しては考えるべきポイントが多いので、自分の希望をしっかりイメージしておいた方が良いです。
他にも、築年数もトラブルの原因となることがあります。
あまり気にしないという人も多いですが、気にする人はかなりこだわっていることもあります。
重要なのは築年数ではなく、住みやすいかどうかであるということを頭に置いて内見をしてみると良いかもしれません。
また、どちらかが荷物が多い時にも気をつけた方が良い場合があります。
元々荷物が多かったのに、引っ越しの時にあまり処分せずそのまま持ってこられると、もう1人は戸惑うだけでなく、後から不満の原因になることもあるのです。
事前に話し合ってある程度の荷物の量を聞いておき、どの程度持ってくるつもりなのかも確認しておきましょう。
その上で、収納スペースの広さもできるだけきちんと内見で見ておくと良いです。
収納スペースは広いに越したことはありません。
二人で住み始めた後に、荷物が増えることを考えれば当然ではあるのですが、元の荷物が多ければそれについてきちんと考えておかないと、住み始めてからすぐに収納スペースが足らないなどの事態に陥る可能性があります。
これらのポイントにくわえ、どの地域に住むのか、家賃の予算はどの程度なのかなど、一人暮らしであれば自由にできるところでも、慎重に話し合って決めたほうが良い問題は多いです。
その分、二人暮らしは一人暮らしにない楽しさも多いので、後からお互いに不満が出ないようにきちんと話し合って決めるべきことは決め、充実した毎日を過ごせるようにしましょう。