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一人暮らしにかかるお金

一人暮らしに必要な費用の種類

一人暮らしするのにいくらかかるのか、と考える前に把握しておくべきなのが、一人暮らしする時にはどんなことに費用がかかるのかということです。
まず、一番は管理費や共益費などを含んだ家賃ですが、その他にも光熱費や食費、水道代や交通費、生活に必要な物を買うための費用など、色々なことに費用がかかります。
趣味を楽しみたいのであれば、ここに毎月の趣味用の予算としてまた計算しておく必要がありますし、貯金もできればしておきたいです。

このように考えていくとキリがありませんので、ここでは家賃や光熱費、食費など、一人暮らしをする時、絶対に必要な費用だけ考えることにします。

東京で一人暮らしするなら、何にいくら必要なのか

東京都内で1ルームマンションのお風呂とトイレ別、キッチンはコンロ付きの物件であれば、家賃が平均して7万円程度です。
都心から少し離れれば、家賃は下がりますが、その分交通費や時間がかかってしまいます。
家賃が1万円安いところに住んだ時、通勤には余分に片道で30分かかるようになったとします。
疲れている時に少しでも早く帰宅したいのに30分余計に時間がかかり、その分移動もしなければならないことや、朝も30分早く起きなければならないのだと考えれば、家賃よりアクセスの良い場所に住むほうが大事と言えます。

そして、大事なのが食費です。
朝晩と外食すれば毎月かかる食費の平均は5万円程と言われています。
自炊でも月に2万円から3万円はかかります。
一人暮らしで自炊を継続するのは非常に難しく、どうしてもコンビニやファーストフードですませる日も出てきます。
これらを総合的に考え、ここでは月に4万円程必要だと考えることにします。

次に光熱費ですが、水道代はお風呂の使い方で変わってきます。
長風呂であれば当然高くなります。
普通に使用するなら、月に3000円程度です。
電気代のほとんどはエアコンで消費されていて、夏につけっぱなしだったとしても1万円程度です。
ガス代は自炊を頻繁にしていても月に1500円程です。

最後に通信費ですが、インターネット回線を引いたとして、月に5000円程かかります。
そして、最近ではほとんどの人が持っているスマホは意外と負担が大きく、3大キャリアを使っているとどうしても月に7000円ほどかかります。

そして、この他に飲み物やシャンプーなどの消耗品を買う必要があることを考えると、更に2万円程度は考えておかなければいけません。
こうして全て合計すると、15万6500円程度は見ておいた方が良いことになります。
大まかな仮定ですので、場合によってはもっと高くなったり安くなったりするかもしれません。
節約できるところがあるなら節約し、周りで一人暮らししている人に毎月どの程度使っているか聞いてみるのも良いでしょう。