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下北沢

サブカルの聖地としても有名

東京に住むなら下北沢が良い!と考えている人が多いのは、サブカルの聖地と呼ばれるほど様々な魅力が溢れているからです。
実際に住んでみたところ、やっぱり下北沢を選んだ良かった!という声もよく聞かれます。

下北沢のメリット

下北沢といえばサブカルの街として有名で、様々なライブハウスや劇場が存在しています。
音楽や演劇など個々の趣味を楽しめる場所がたくさん存在しているため、何度か足繁く下北沢に通っているうちに「下北沢に住みたい!」という思いを募らせる方も多いです。
お客さんとして楽しむだけでなく、自分が演者として楽しむために下北沢に住みたいと考える方も多いです。
近くに住んでいればいつでも好きな時に楽しめるというメリットがあるため、常に自分の好きな趣味を身近に感じることができます。

下北沢の街を歩いてみると、必要なものは少ない移動距離で済んでしまうという印象を受けます。
街全体がコンパクトにまとまっているというイメージなので、散歩をするつもりで出かけてもすぐに用事が済んでしまうのです。
無駄な時間を過ごすことがないため、生活しやすいと感じられます。

飲食店もあちこちに存在していますが、どの店も個性的でおしゃれな印象を受けるのも特徴的です。
古民家を改築した味わいのあるお店や、お店全体が一つの芸術作品になっているようなお店、こだわりの原材料を使用しているお店など他のお店とは重複していないような個性をアピールするお店が多いです。
フラッと散歩に出かけただけでもすぐにお気に入りのお店を見つけることができます。

下北沢のデメリット

自動車やバイクを所有している方にとっては不便に感じられることが、駐車場や駐輪場がとても少ないという点です。
なかなか駐車できないため路駐している車両も多く存在しています。
自動車やバイクなどを一切使用せずに、常に移動は徒歩や公共交通機関だけという場合には問題ない事かもしれませんが、そうではない方にとっては十分注意しなければいけません。

飲食店がたくさん存在しているのでお店に行っても、まだ開店していなかったという事例もよくある事です。
下北沢の飲食店は開店時間が遅く、昼前後にようやく開店するお店が多いです。
午前中に行ってもまだ準備中というお店があまりにも多いため、不便さを感じる場合もあります。

下北沢の家賃相場

下北沢の家賃相場はワンルームの場合7万円から8万円前後の物件が多いですが、中には2万円から3万円台の物件が存在しています。
家賃が安い物件は築年数がかなり古いため、必ず内見をしてからご検討ください。
2LDKになると19万円前後の物件が多いですが、中には10万円前後の物件もいくつか存在しています。

荻窪

普通っぽさが心地よい街

かつては東京の別荘地として開発が進められていたことから、落ち着いた高級感がどことなく感じられる街という印象を受ける荻窪ですが、一見すると至って普通の特徴もないような街というイメージを抱いている方も多いです。
しかし、裏を返すとその普通っぽさがとても快適で住みやすい環境と感じられるため、東京なら荻窪に住みたいと希望する方も多いのです。

荻窪のメリット

交通アクセスが良いメリットがある荻窪は、中央線や丸ノ内線などの路線が停車しているので、都心に向かう場合は一回乗り換えをするだけで良いという利点があります。
丸ノ内線については荻窪が始発なので座ったまま乗車できるため、朝の通勤や通学がとても楽に感じられます。
基本的にはどのエリアに向かう場合でも利便性が良いことから、交通アクセスで不満を感じることが少ないです。

どの年代や世帯を問わずに便利な施設が多く存在しており、快適に生活できるメリットもあります。
駅前にも様々な商業施設が存在しており、あちこちに日常的な買い物を楽しめるスーパーも立地しています。
お買い物でも不便さを感じないことから、どなたでも暮らしやすいと実感できます。

子育て世帯も多く住んでいることから、公園などの公共施設が充実しています。
キレイに管理されている施設がほとんどなので、毎日でも快適に遊べるようになっています。

飲食店についてはカレーやパスタなど気軽に楽しめる庶民的な料理を提供する店が多いです。
特に荻窪ではラーメン店が有名なので、各店の違いを見極めていると自分好みのラーメン店が必ず見つかると言っても良いほどです。

荻窪のデメリット

比較的治安が良いとも言われていますが、荻窪のある杉並区は富裕層が多く住んでいたことからどの住民もお金持ちというイメージが定着しているため、空き巣などの被害に遭いやすいと言われています。
しっかり防犯対策をしていなければ簡単に空き巣に入られて貴重品を盗まれる可能性があるため、自分の身はしっかり自分で守るという気持ちを持つことが大切です。

住みやすい街と言われていますが娯楽施設は思っていたほど多くないため、人によってはつまらない街だと感じられるでしょう。
買い物を楽しめる店も多く存在していますが、家電量販店がないなど必要になるもの全てが一通り揃っているわけではない点も覚えておきましょう。

荻窪の家賃相場

荻窪は高級住宅地もあるため物件が決して安いわけではなく、ワンルームで7万円前後の物件が多いです。
ただし真剣に探してみると5万円前後でも入居できる物件も存在していますので、時間をかけながらじっくり探してみると良い物件を見つけることができます。

中野

新しい街へと変貌しつつある

元々は商店街に多く買い物客が訪れる庶民的な印象を受ける街というイメージを抱いていた方が多い中野ですが、最近は今までとは異なる印象を抱くような新しい街に変化しています。
現在は駅前が再開発されたことで今までとは異なる都会的な雰囲気を感じさせる街として注目されており、中野に住みたいと考える方も増えています。

中野のメリット

交通アクセスに便利な場所とされている中野は、中央線を利用すると新宿までの距離は5分ほどなのでかなり近いです。
東京駅までは20分くらい、吉祥寺までは15分程度なので目的地がどこでも気軽に移動できる距離です。
総武線などは中野始発の時間帯もあるため、ゆっくり座って移動できる可能性が高いことも大きなメリットです。

中野駅北口にかつて存在していた旧警察大学校の跡地に整備された中野四季の都市には、中野セントラルパークや明治大学などのキャンパスが存在しており、更に多くの人が賑わう場所として親しまれています。
特に20代の若者世代に人気のある場所で、これからも活気のある街として定着すると予想されています。

再開発に伴いオシャレなお店や飲食店が増えたことで休日も楽しく過ごせるようになっています。
昔ながらの商店街も寂れることがなく、活気のある商店街として多くの人に親しまれていることから、今後も新旧がうまく融合した街として発展すると考えられます。

中野のデメリット

以前から多くの人が集まる街でしたが、駅前の再開発で整備が進んだことで更に多くの人が集まるようになって活気が更に高まったものの、逆に人が増えすぎてしまって歩きにくいと感じる事が多いです。
自転車を駐車させたいと思っても駐輪場がいっぱいでなかなか希望の場所に駐車できないこともしばしばあります。
人混みが好きではないので静かな場所で暮らしたいと考えている方にはあまり好ましくないと思われる可能性もあります。

じわじわと中野の人気が高まってきたことから、良い物件は次々と契約されてしまうため、自分が住みたいと思えるような物件に出会えない場合も多いです。
どこかで妥協しなければいけないような物件を契約した結果、結局は住みにくいため引っ越しをせざるを得ない状況になることも予想されます。
特に引っ越しが多い時期には早めに物件探しをしなければ好条件の物件を見つけにくいと予想できます。

中野の家賃相場

中野は比較的リーズナブルな家賃相場の物件が多いと言われていますが、ワンルームの場合は平均で約7万円台で、2LDKになると約16万円前後になります。
この金額はあくまでも平均額ですが、場合によってはワンルームなら5万円台の物件も存在していますし、2LDKなら10万円を切る物件も存在しています。

吉祥寺

多面性のある街

吉祥寺といえば都会的な雰囲気もあれば郊外の静かな雰囲気も併せ持つ理想的な住環境というイメージが定着しているため、東京に住むなら吉祥寺が良いと考えている方が多いです。
生活に便利な場所がたくさん存在していること、オシャレでキレイというイメージが定着していることなどから人気が高いものの、実際に住んでみた方からは「もう二度と住みたいと思わない」という意見も多いのが特徴的です。

参考:https://nanapi.jp/73963

吉祥寺のメリット

飲食店やスーパー、デパートなど生活に便利な商業施設が多く存在しているため不便さを感じることがない点が大きなメリットといえます。
幼稚園から大学までの教育機関も多く存在しており、美術館や図書館などの公共施設がたくさん存在しています。
日常生活なら吉祥寺圏内で全て完了できるというメリットがあるため、どの年齢層でも住みやすい環境だと言えます。

都会的な雰囲気のイメージが強い吉祥寺ですが、リラックス効果が絶大な緑の空間が多く存在している点も忘れてはいけません。
特に有名なのが井の頭公園で、広大な敷地内には動物園や三鷹の森ジブリ美術館などが存在しています。
都会の中に存在するオアシスのような場所で、汚れた空気を浄化してくれるような印象を受ける心地良い憩いの場所として多くの人が訪れています。

このように都会の利便性の良さと、郊外ならではの自然を堪能できるのが吉祥寺の人気が高い理由と考えられます。

吉祥寺のデメリット

吉祥寺はとても住みやすいというイメージがあるものの、駅の近くになるほど家賃が高いというデメリットがあります。
やはり駅から近い利便性の良い立地条件の物件は家賃が高いためどうしても手が出ないという意見が多いです。
駅から離れた場所なら家賃相場が若干安めになってくるので、どうしても家賃がネックになる場合は駅から少し離れた場所を選ぶと良いでしょう。

お手頃な家賃の物件は駅から離れてしまうので、それなら自転車で駅まで通おうとした場合は駅の近くにある駐輪場を利用することになりますが、駐輪場はかなり混雑していて駐車したくてもできない場合が多いです。
結局は駅から離れた場所に駐車することになるとあまり意味がないという場合もあるので注意が必要です。

何となくオシャレなエリアというイメージを抱いている方も多いですが、どちらかといえばカジュアルな雰囲気のお店が多いという印象を受けます。
大人の楽しみ方としては物足りなさを感じる場合もあります。

吉祥寺の家賃相場

都心から離れているので家賃は比較的安いのかと思っている方も多いですが、実は駅に近い場所は家賃が高めです。
ワンルームの場合は8万円前後、2LDKになると18万円前後になる物件もあります。
もっとお手頃物件を探すなら駅から離れた場所を優先的に探してみましょう。

渋谷

トレンドの発信地として人気

渋谷といえば若者が集う場所、IT企業が多く存在している場所などのイメージが強く、最新トレンドを発信するエリアとしても有名です。
遊びに行くだけでなく、住んでみたいと考える人が多いものの、実際には家賃が高いというデメリットを考慮すると二の足を踏んでしまう方も多いのが特徴です。

参考:https://kaumo.jp/topic/20964

渋谷のメリット

とにかくオシャレが大好きという方にとって渋谷で暮らすことは、毎日オシャレを楽しめる場所がたくさん存在しているので飽きることがないというメリットがあります。
居住エリアの近くにある好きなショップに足繁く通って、実際に商品を購入するだけでなく見て楽しむだけでも面白いものです。
行き交う人のファッションセンスを参考にしながら自分も最新ファッションを楽しめるメリットもあります。
渋谷からは代官山や中目黒など他のオシャレな場所にアクセスするのも便利です。

飲食店やアミューズメント施設がとても多いので、毎日違う楽しみ方をしても飽きることなく過ごせるのも大きなメリットになります。
できるだけ食費をかけたくない時にも重宝する格安な料金で提供しているお店もありますし、特別な日には少し奮発した料理を楽しみたい時におすすめの高級料理店も存在しています。
映画やゲーム、ボーリング、カラオケ…など挙げていけばキリがないほどの遊びの施設が充実しているので、遊びたい時に好きなだけ遊べるという利点もあります。

意外かもしれませんが、公園などに緑も多く存在していますので、ウォーキングなどを快適に楽しむこともできます。
都会の空気に疲れた時には、美しい緑に心を癒してもらうこともできます。

渋谷のデメリット

日中はさほど感じないかもしれませんが、夜になると渋谷の街はガラッと雰囲気が変わります。
お酒に酔った人同士が喧嘩をしていたり、法外な値段を請求されるボッタクリ店のキャッチにしつこく声をかけられるなど、不快に感じる部分が多く見受けられます。
賑やかな通りではさほど気にならないかもしれませんが、路地裏に入るとかなり汚い道が多くて驚くこともあります。
人通りが多くて賑やかな街という特徴のある渋谷は、静かな環境の中で暮らしたいと考えている方にとっては不向きです。

渋谷の家賃相場

渋谷に住んでみたいけど家賃が高くて無理!という方も多いですが、確かに家賃相場は高めの水準です。
ワンルームでも13万円前後の物件が多く、2LDKになると30万円以上の物件が多くなります。
少し駅から離れた場所で築年数が古くなるとワンルームなら10万円前後の物件を見つけることもできますが、あまりにも安い物件の場合は訳あり物件の可能性もあるため気になる方はよく確認してからご検討ください。

上野

下町情緒が残る街

上野エリアは昔ながらの下町っぽさが今でも残っている地域があることから、ギスギスした都会の雰囲気が苦手という方にも人気があるエリアです。
東京都内の中でも住みやすいことと、交通アクセスも良いことから様々な世代に支持されています。

上野のメリット

東京都内の主要エリアへ移動したい場合に利便性の良い場所である点が大きなメリットになります。
周辺には様々な路線の駅が集中しており、どの場所に移動したい時にも便利です。
成田空港までの移動にも便利な場所なので、旅行に出かける際にも気軽に出発できます。

近くには上野動物園や上野公園、アメ横などが存在しており、どの世代の人にも愛される場所がたくさんあります。
都内でも自然を多く感じられる場所なので、日々のストレスをあまり溜め込まないように過ごしたいと考えている方にもおすすめです。
平日は仕事などで忙しく過ごしていても、休日はゆっくりと過ごせるような場所で暮らしたいと考えている方にぴったりです。

上野のデメリット

上野は交通アクセスに便利な場所ですが、車の運転をする際には気をつけた方が良いです。
大きな道路になるほど交通量が多くなり、渋滞に巻き込まれてスムーズに運転できなくなる可能性が高いです。
また、決して道が広いわけではないため、広い道路しか運転に慣れていないという方にとっては危険を感じるほど運転しにくいものです。
どうしても自分で運転しなければいけないという場合を除き、住み慣れるまでは電車などの公共交通機関を利用するか自転車に乗ると良いでしょう。

アメ横があるので買い物には便利な場所かと思われがちですが、どちらかといえば地元の人はあまり利用していません。
アメ横は観光客向きで、地元の人に関してはアメ横よりも普通の買い物をしやすいスーパーの方が良いという意見も多いです。
ただし上野にはあまりスーパーがなく、上野から近い場所にあるスーパーに出かける人が多いです、
良い品物を安く購入したいなら、少し足を伸ばさなければ買い物しにくい面もあります。

比較的治安は良い方ですが、一部治安があまり良くないとされる場所もあります。
特に夜は一人で出歩かないように心がけてください。

上野の家賃相場について

比較的家賃相場は高めでワンルームなら10万円前後、2LDkなら16万円前後になります。
ただし中にはもっと安い物件が存在しており、ワンルームで家賃4万円前後の物件も一部ですが存在しています。
あまりにも安いと事故物件なのではないかと疑う方もいますが、築年数が古いだけで基本は特に問題ない部屋が多いです。
できるだけ家賃を抑えるためにはどこかで妥協すべき点があると思われますが、あまりにも妥協し過ぎると後悔する場合もあるのでしっかり内見をしてから決めましょう。

秋葉原

住んでみたいと希望する人が多い街

東京の中で住んでみたいエリアとして上位に入る秋葉原ですが、実際に住もうとするとかなりハードルが高くてなかなか住むことができないと諦める方も多いです。
秋葉原に住む場合の主なメリットは自分の趣味をいつでも堪能できる事で、デメリットとしては家賃が高めという点があげられます。

秋葉原のメリット

アニメやゲームなどいわゆるオタク文化の発信地とされる秋葉原に住んでいると、いつでも好きな時に自分の好きな趣味を堪能できるというメリットがあります。
自分が興味を持っている事に対しては時間の許す限り楽しみたいと考える方が多いはずですが、秋葉原に住んでいれば気軽に買い物を楽しんだりウィンドウショッピングだけでも楽しめます。
どうしても欲しいものがあった時は通販を利用したらすぐに手に入るものの、実際に目で見て手で触れて確かめてから購入したいという場合にはやはり直接店頭に行って買い物を楽しみたいので、秋葉原に住んでいれば気になったらすぐに出かけて買い物を楽しめる環境にあります。

趣味以外の買い物についてもスーパーやディスカウントショップなども存在しているので不便さを感じることはありません。
24時間営業の店も多いため、仕事が遅くなったという時にも安心して買い物を楽しめるようになっています。
近隣にはアメ横や上野も近いので、少し足を伸ばすだけで買い物に便利なお店がたくさんあります。

交通アクセスについては基本的に山手線のターミナル駅でもあるため不便さは感じません。
ただし混雑しているのでその点だけは不満を感じるかもしれませんが、他の場所に移動したい場合でも便利に過ごせます。

秋葉原のデメリット

秋葉原という街が大好きな方にとっては心外な話ですが、世間一般では秋葉原=オタクの街というイメージが定着していて、何となくイメージが悪いという印象を持っている方が多いです。
また、家賃が高くて物件数もあまり多く存在していないことから、良い物件を見つけるのが難しいと感じる方も多いです。
そのため秋葉原に住んでみたいけど実際には難しいので、近くの違うエリアに住んでいるという方がたくさん存在しています。

秋葉原の家賃相場について

他のエリアと比較してみると秋葉原は家賃相場が高めになっています。
平均するとワンルームでも10万円くらいで、2LDKになると20万円くらいが平均額になっています。
一般向けの住宅よりも店舗や会社の事務所などが多く存在しているエリアなので、物件を探してもなかなか見つからない場合が多いです。
ただし、場合によっては築年数がある程度経過している場合ならワンルームで7万円台という家賃の物件が存在している場合もあります。

新宿

東京の中心地、新宿

新宿は東京都庁があることからも分かるように、東京の中心としても有名な街です。
行政の中心としてだけでなく、文化の中心とも言われます。
JR新宿駅は、日本一の乗降客数を誇ることでも知られ、その数は1日平均約350万人とも言われています。
駅の規模だけ見ても地方駅とは比べ物にならないので、地方からの人は新宿駅を見るだけでも楽しめるかもしれません。
東口には、有名な歌舞伎町、ゴールデン街などの繁華街、そしてデパートや大型店舗などのショッピングエリアが充実しています。
西口には、東京都庁をはじめとして、高層のオフィスビルやホテルが建ち並んでいるビジネスエリアがあり、そこにはパブリックアートが点在しています。
南口はビルの谷間にテラスが広がり、散歩にぴったりです。
また、都会の真ん中ではありますが、新宿御苑もあり一息つくのに最適です。

新宿のみどころ

新宿で一番のみどころは、やはり東京都庁でしょう。
45階、地上20メートルの高さに展望室があり、そこから東京の街並みを見渡せます。
展望台の東側からは東京タワーやスカイツリーが見え、西側からは富士山が見えます。
無料で見られるのが嬉しい点で、昼も夜も素晴らしい景色なので1日に2回行っても楽しめます。
夜の11時という遅い時間まで開いているので、ゆっくり見ることが出来ます。

日本でも数少ない服飾専門の博物館、文化学園美術館も新宿にあります。
文化学園は、長く日本のファッション分野での教育を担ってきた学校で、この施設はその中にあります。
所蔵品を中心に年4回ほど企画展を開いています。
企画展ではこれまで、雛人形と雛道具、ヨーロッパのドレスの流行、日本伝統の染色技術、世界のビーズとそれを使用したドレスや衣装などについての展示がありました。
普段はなかなか見ることのできない、美しい工芸品や貴重な衣服を間近で見られるので、服飾に興味がある人にはオススメのスポットです。

大都会のオアシス、新宿御苑も当然新宿にあります。
ただ、あまりに敷地が広いので新宿区だけでなく、渋谷区にもまたがっています。
ここは異なる3つの庭園を楽しむことができるのが特徴です。
その3つとはフランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、日本庭園です。
休日には多くの人々が訪れ、その大自然の中でリラックスした時間を過ごしています。

絵画にそれほど興味がなかったり、詳しくなかったりする人でも、一度は何かで聞いたり見たりしたことがあるであろう、ゴッホのひまわりが常設展示されていることで有名な、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館も新宿にあります。
損保ジャパン本社の42階にあり、そこからの景色を眺めるだけでも価値があり、更にそこに多くの美術品が展示されているため、一度は立ち寄りたい場所の1つです。

この他、伊勢丹やブランドショップ、ヨドバシカメラやビックロなどがあり、ショッピングエリアとしても興味深い街です。

下高井戸

世田谷線の終点、下高井戸駅

下高井戸駅は世田谷線の終点で、京王線と接続しています。
東急線の最北端の駅でもあり、駅構内には世田谷線と京王線のホームが並んでいるのが特徴です。
駅の近くには、日本大学文理学部、日本大学桜丘高校、都立松原高校といった学校があり、学生街でもあります。

また駅前にある日本大学文理学部や松原高校から、甲州街道を結ぶ通りを中心として商店街も発達しています。
この商店街にはアーケードが完備されています。
駅前市場もあり、その雰囲気を楽しむことも出来ます。
市場だけあって、新鮮な魚、野菜が安く手に入り、最近では珍しい味噌屋などの専門店もあります。
三軒茶屋のアーケード街と雰囲気が似ているという人もいます。
非常に活気がある商店街で、以前この付近に出来た鮮魚スーパーを撤退に追い込んだこともあるほどです。
世田谷線の沿線でも最も活気と勢いのある商店街とも言われています。

なお、下高井戸駅は世田谷区にあるのですが、下高井戸は杉並区の地名なので、下高井戸駅の住所は下高井戸ではなく世田谷区赤堤となっています。
とは言っても、この辺りでの杉並区と世田谷区の違いはそんなにはっきりしていません。

周辺のみどころ

他の商業施設としては、書店や映画館、西友などもあります。
杉並区役所は東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ヶ谷のすぐ近くなので、下高井戸駅からは少し距離があることになります。

観光名所もいくつかあり、せたがや天神とも呼ばれている菅原神社もその1つです。
こちらは菅原道真を祀っており、1665年に寺子屋を開いていた石井兵助直慶が建てた神社がもとになっています。
それ以来、菅原道真が学問の神様として知られていることから、学問のご利益があるとされています。
合格祈願など、学問のことで参拝に来る人が多く、特に受験生が多くなっています。
下高井戸駅から明大前方向に向かうと着きますが、普通に暮らしていると見かけないという人もいるため、事前に道を調べておいた方が安心かもしれません。

この他、下高井戸駅から甲州街道を渡ると玉川上水があります。
多摩川から都心まで取水するために1654年に完成した人口の水路が玉川上水で、羽村から四谷までの約50km続いており、江戸に住む人達の大事な水源として活用されていました。
昭和61年に東京都の清流復活事業により再び水が流されるまで、一時期水の流れが途絶えたことがありました。
都内でも一部の地域でその水の流れを見ることが可能です。
歴史的な価値が評価されたことから、平成11年に歴史環境保全地区として指定を受けました。
この玉川上水緑道の下高井戸近辺には、下高井戸橋の欄干が今も残されています。

江古田

学生街として知られる江古田

江古田駅の近くには日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学など、複数の学校があり、東京の代表的な学生街として知られています。
日本大学芸術学部は名前の通り日本大学の芸術学部で、江古田駅の北口にあり、日芸と呼ばれています。
東京5美術大学の1つで、小説家の林真理子、お笑いコンビである爆笑問題の2人、俳優の佐藤隆太や船越英一郎、脚本家の宮藤官九郎や三谷幸喜など、非常に多くの著名人が在籍していたことでも有名です。

武蔵野音楽大学は、1949年に戦後の学制改革が行われた後、日本で初めて音楽大学としての認可を受けた私立大学です。

武蔵大学は、武蔵野の面影を残した豊かな自然に包まれ、多くの歴史的建築物が残った私立大学です。
歴史的建築物としては、早稲田大学の建築学科を創設し、日比谷公会堂を手がけた佐藤功一が設計した大講堂、都内でも他にあまり残っていない、関東大震災を経験している1923年に建築された3号館などがあります。

この他にも、麻生や開成と共に男子御三家と呼ばれ、政治家や学者、財界関係などに多くの卒業生がいる名門中高一貫制男子校、武蔵中学校・高等学校なども近いです。

学校以外のみどころ

有名な学校が多くある江古田駅ですが、そのためか上京してきたばかりの学生であっても暮らしやすい環境が整っていることも特徴です。
たとえば、練馬区役所のサービスコーナーが駅に併設されているため、公的な手続きで役所に行く必要がある時には非常に便利です。
また、複数の商店街があるので、買い物や食事など生活面でかなり利便性が高いと言えます。

江古田銀座商店街には、居酒屋やカフェなど飲食店も多く、銀行や本屋、携帯ショップに生活洋品店などもあり、生活必需品はここで一通り揃えることができます。
江古田駅北口商店街は、日本大学芸術学部がある江古田駅の北側にある商店街で、日大ストリートと呼ばれる通りがあります。
飲食店はもちろんのこと、可愛らしい雑貨店もあり、洋服店などおしゃれを楽しみたい場合にも便利です。
学生にとって嬉しいのが、激安の弁当屋があることで、このお店では全品300円以下で買えます。
また、江古田市場通り商店街には、生鮮3品の専門店、お茶屋に花屋、惣菜屋など様々な専門店があります。
ここは、24時間営業のスーパーがあるのも嬉しいポイントです。
江古田ゆうゆうロードは江古田駅から新桜台駅まで続く商店街で、奇数月の第4土曜日にはナイトバザールが開催されたり、色々なイベントがあるのが特徴です。

この他、江古田駅の近くにはコインランドリーや銭湯もあるため、一人暮らしがしやすくなっています。
浅間神社、千川通りなど中には国の重要有形民俗文化財に指定されているスポットや景色の良いところもあり、名所が多い地域です。