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家族向けエリア

家族

親子ともに暮らしやすい街とは

暮らしやすい街として人気の街がたくさんありますが、選ぶのが若者か、ファミリー層かで若干評価が異なってきます。
生活の利便性の高さや通勤・通学のしやすさ、治安環境といった基本的な点では共通しているものの、それ以外の点で若者とファミリー層、あるいは単身者層と子供がいる世帯では日々の生活の中で求めるものが異なってくるからです。

東京でファミリー層に人気のエリアを見てみるとどのランキングにおいても必ず上位に顔を出すのが吉祥寺、武蔵小杉といったエリアです。
吉祥寺は単身者層や若者の間でも人気の高いエリアですが、どれも適度な利便性と落ち着いた環境という点で共通しています。
吉祥寺といえばオシャレなイメージがあるものの、大規模な商業施設はそれほど多くなく、新宿や渋谷に見られる騒がしさはありません。
むしろ個人経営の個性的な店が多く、のんびりあちこちを回りながら過ごせる点にこそ魅力があります。

(参考)
賃貸で住んでよかった街BEST30

一方では鉄道をはじめとした交通の利便性、スーパーやコンビニといった生活に密接に関わる店舗や公共施設の充実といった都市部ならではのメリットも兼ね備えています。
ファミリー層向けのシェアハウスを探す際にはこうした人気のエリアに見られる特徴をよく分析したうえでどのエリアの物件を探していくのかを決めていくようにしましょう。

緑豊かな環境と治安の良さ

さらに緑に恵まれているかどうか、治安が良いかどうかもファミリー層から人気を得られるかどうかの重要なポイントです。
小さなお子さんがいる世帯ではできるだけ緑と接することができる環境の方がよいですし、休日に親子一緒に過ごす空間としても役立ちます。
広い公園があれば安心して子供同士で遊ばせることもできるでしょう。

一方中高生のお子さんがいる世帯の場合は治安がとても重要です。
駅前は夜まで騒がしい、風俗店がある、ゲームセンターやパチンコ店周辺のたむろしている人がいるといった環境はできるだけ避けたいものです。
先述した吉祥寺、横浜、武蔵小杉といったエリアではこうした点においても恵まれています。
他にも生活の利便性の面では少々落ちるものの目黒や二子玉川なども同様の特徴を備えたエリアとして人気があります。

5年後、10年後も見据えて

シェアハウスの場合、それほど長期にわたって居住することはないかもしれませんが、それでも子供のことを考えて5年後、10年後くらいを見据えた上で居住に適した環境を選んでいくことが大事です。
駅周辺の開発計画やお子さんが大きくなったときにどのような店舗や施設を利用することになるのか、通勤通学のルート、さらにアルバイト先の選択肢まで視野に入れたうえで情報収集を行っていきたいところです。