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損をしない家電の選び方

適当に家電を選ぶと起こり得ること

自分の好きなように家電を選べるのも一人暮らしの良いところですが、高額でない物はそんなに事前に調べずに適当に買ってしまうという人が多くいます。
その結果、大して使わなかったので買う必要がなかった、実際に使ってみたら使い物にならなかったのでちゃんとした物を買うべきだった、こんなに良い物でなく安い物で十分だった、などと後になって不満を持つことも少なくありません。
また、一人暮らしの部屋は自分で思う以上に狭く、家電を適当に揃えているとあっという間にスペースがなくなってしまいます。

一人暮らしの人が損をしにくい家電選びとは

まず、実家で使っていた家電をもらってそのまま持っていこうとしている時は、少し考えた方が良いです。
これは、家族向けの家電は大きく、一人暮らしで使うには機能が多すぎて不必要なものが多いこともあるからです。
たとえば掃除機など、家族向けの大きな掃除機を一人暮らしの部屋で使うと、まず置き場所で困ることになります。
クローゼットに立てて置けるだけのスペースがあれば良いですが、一人暮らしの部屋でそれだけのスペースが確保できるかというと、難しい場合が多いのです。

また、保温機能付きの電気ポットも一人暮らしだと本当に必要かどうか疑問な家電の1つです。
必要な時に必要なだけ、やかんでお湯を沸かすだけで十分ということが多く、そんなに大きなものではないとは言え、電気ポットの置き場所にも意外と困ります。
ホットプレートも一人暮らしだと意外と使いません。
電子レンジも、オーブン機能が付いている物まで必要かどうか、買う前に考えた方が良いでしょう。
自炊をする人で、凝った料理も頻繁にやるのであれば、それで良いかもしれませんが、大して料理もしないのにオーブン機能が付いていても意味がありません。

電子レンジでご飯が炊ける炊飯器、というものがありますが、これも買う前に少し考えるべきです。
一人分のご飯しか炊けないことが多く、お弁当で節約したい人には向きません。
また、毎回一人分だけたくのが面倒になってきて、結局普通の炊飯ジャーを買うことになる場合もあります。
このように、自分のライフスタイルや性格をふまえて考えた方が良いこともあります。

社会人になれば、アイロンが必須になる職業もあります。
ワイシャツの襟などにアイロンをかけたいけれど、ハンガーにかけたままでアイロンがけができるハンドスチーマーが欲しくなる人は多いです。
しかし、ハンドスチーマーはシャツの襟元には向かない物もあり、普通のアイロンがけもできてハンドスチーマーの機能もある、スチームアイロンの方が良いこともあります。

最も大事なのが、サイズを考えて買うことです。
メジャーを持参し、置く予定でいる場所にきちんと置けるか確認してから買うようにしましょう。
これを怠ると、せっかく買ったのに置けないという事態が起こりかねません。